そろそろ山梨県では道の駅に「真桑瓜(まくわうり)」が露天の店頭に並ぶ。瓜と言えばキュウリやトウガンヘチマなどはよく知られるが、われわれ令和の人々はまくわうりと言われてもピンと来ない人も多いだろう。実はマクワウリは弥生時代 … 続きを読む まくわ瓜(まくわうり)
菅原院長の漢方コラム
「徒然」カテゴリーアーカイブ
子供は風の子って本当?
子供は風の子と言われますが本当なの?、いつからそんな事が言われているの?などの疑問に答えました。ママ広場から取材を受けましたので、是非読んでみてください。 「子どもは風の子」って本当?由来や根拠はあるの?健康科学大学特任 … 続きを読む 子供は風の子って本当?
家庭の必需品、「豆淋酢」
健康に過ごすために、昔はどこの家庭では必ず梅干しがあったものである。梅干は普段食すれば食中毒の難を逃れ、歯が痛いときには黒焼にして歯に詰めたり、怪我をしたときに蟷螂の粉を梅干に溶いてつけたりと他にも様々利用されてきた。そ … 続きを読む 家庭の必需品、「豆淋酢」
きゅうり
きゅうりが道の駅に並び始めると夏が来たと感ずる。今年はもうスーパーの地産地消コーナーに並んでいる。今年はまだ甲府は梅雨入りしていないのだが結構曇りや雨の日が多く、気温が低いため湿に中った者が多く来院している。そういう者に … 続きを読む きゅうり
うど
今年もウドの季節が到来した。 患者さんや地域の皆様より沢山ウドを頂ける事は大変有り難い事である。 この記事を書くために「うど」と打ち込んで変換したところ、「獨活」という文字が出て来た。 「獨活」という文字は漢方の生薬で使 … 続きを読む うど
よい餅とは
昔は餅は殊ある毎に祝いの席に当たり前に食べられていた。正月は勿論、節句や遠方から珍しい人がたづねて来たときなども、餅を様々に調理して食べていた。私も岩手の田舎に行くと必ず餅があんこや胡桃や雑煮など幾つも味を変えて食べさせ … 続きを読む よい餅とは
健康的な食生活
新型コロナなるもの世に流行して早三年経ようとしている。我々は三年前から他者への接触を断つ目的で自宅に籠もる生活を余儀なくされ、メディアとネット環境のみが社会の窓となる、いわゆる巣ごもりの状態が始まった。 当初メディアは新 … 続きを読む 健康的な食生活
甲府開府500年にちなんで
今年は甲府の開府500年記念だそうで、それにちなんで武田信虎の銅像が作られ、堂々とした姿で甲府駅北口広場に立っている。 武田信虎は武田信玄の父親であるが、その信虎によって甲府は創られたということであるので、平成30年この … 続きを読む 甲府開府500年にちなんで
抑肝散が効くタイプの座骨神経痛
健友堂クリニックは一応ペインクリニックもやっているので、痛みを患う人も来院してくる。 ここのところ、自称座骨神経痛や自称頸椎ヘルニアの紹介患者が多い。 特徴は、上肢下肢共に脚または腕の付け根から足先指先までしびれる様に痛 … 続きを読む 抑肝散が効くタイプの座骨神経痛
まだ寒い日が来る予感
この写真を見て欲しい。同じ一本の木なのに芽吹きが全く違う。バラバラである。 こういう年は暖かい日が続いても突然寒くなり、遅霜が出ることを農家の人は知っている。 これが人間なら自律神経系の失調と言うのだろうか … 続きを読む まだ寒い日が来る予感
リンドウの花を見て思う
この間ホームセンターの鉢植えを売っているコーナーで、リンドウの花がたくさん置いてあるのを見かけた。寒い時期になると花が少なくなるのでそんな寒風の中で咲くリンドウは目を温かくしてくれる貴重な花だとこの時期になると毎年思う事 … 続きを読む リンドウの花を見て思う
脈は色々な意味で難しいです
この前、脈をとりながら問診をして、薬を出したら患者さんからお叱りを受けた。 「漢方診察は、綿密な多数の項目の質問をして、それをフローチャートにまとめるなどしてから、それを元に説明したりして薬を出すものなのではないのでしょ … 続きを読む 脈は色々な意味で難しいです
熱中症や下痢には味噌汁が最適
味噌汁は日本の食卓には欠かせなかったが、最近はそれがコーヒーや麦茶にとって変わられてしまった。 今年の夏、甲府は連日この国の最高気温を記録し、当院では連日点滴をする患者であふれた。 老人ばかりか、結構若い年代まで脱水症や … 続きを読む 熱中症や下痢には味噌汁が最適
腹満(ふくまん)と梅雨の話
ここのところ、「お腹がはる」という訴えの患者が増えてきた。 お腹が太鼓のように張ってしまったり、便が出なかったり、残便感が残ると言う訴えだったりする。 X線で腹部を撮影すると、消化管にガスが見られる。 タイプは様々。 胃 … 続きを読む 腹満(ふくまん)と梅雨の話