主な治療方法

むち打ち

積極的に動かして、体の構造の安定を目指します

一般的にむち打ちの治療は安静を基本として行われています。
当院では逆に積極的に「動かす」治療をします。
具体的には脊椎を動かし、透視装置を使ってミリ単位で徹底的に問題となる脊髄を明らかにします。

患者さまの体全体の構造に適しているのかを検討した後、針治療やアジャスターを使って構造的に安定した位置に脊椎をはめ込みます。
疼痛の原因が神経にある場合は、神経ブロック療法を行います。 さらに薬(漢方、西洋)を併用して治療効果を高めます。

腰痛、肩こり

漢方で筋肉の緊張をとりながら、骨格のズレを解消します

まずはX線による骨格の診断を行います。
構造力学の知識を用いて、症状の原因となる骨格のズレを見つけます。
針治療やアジャスターにより正しい位置に骨格を矯正し、漢方薬などを利用して筋緊張をとります。
また神経が原因の痛みの場合は、ブロック療法を行います。

片頭痛

体内環境を整え、漢方薬で根本的な原因を解消します

頭痛と言っても、片頭痛や群発頭痛といわれる脳血管拡張性の頭痛や筋緊張性の頭痛などいろいろなものがあり、それぞれ治療法が異なります。

まずは頭痛が起こらないような体内環境を整えることが重要で、そのために漢方薬を使います。
頭痛が起きた時には状況に適した漢方薬西洋薬を使い、交感神経が関与していると判断した場合には、交感神経ブロックを中心としたブロック注射を併用します。

スポーツ選手のケガ・調整

積極的に動かして、体の構造の安定を目指します

スポーツ選手の場合は特定の筋肉を使うことで、骨が筋肉によって特定の方向に動かされるため、骨格に微妙なズレが生まれます。実はこのズレが多くの場合筋肉の痛みの原因です。
そのズレを正せば筋肉痛、もしくは筋骨格系の痛みは自然と治っていくのです。
骨格をニュートラルポジションに戻すことで、全身の筋肉が弛緩します。それによって必要な筋肉のみ動かすことが可能になります。

治療は針治療、整体治療を組み合わせます。
漢方薬にはドーピングに当てはまらない薬も多いのでそれらも使えます。
それぞれのスポーツに適した調整も可能ですので、学校の部活から、トップアスリートとしてご活躍の方まで幅広くご活用できます。

妊婦の腰痛など

妊娠している方の体をいたわる治療法

妊娠中や授乳中は投薬による胎児への薬物移行があるので、薬は使えないことが多いです。
それにもかかわらず出産前の腰痛や出産後の骨盤恥骨周囲の疼痛は起こりやすいのが実状です。

当院は東洋医学の鍼治療や骨格解剖学に基づいた整体治療が可能です。
多くの場合、薬物を使用せずに治ります。また薬物を使用する場合でも、漢方薬を利用するので妊娠中でも安心して使えるものが多いです。