院長の漢方コラム
温活 2
東京には「温活バー」なるものがあり、
薬剤師が体が温まる処方をしてそれをバーカウンターで服用する、
というより飲むのが流行っているらしい。
ということで漢方内科を名乗る当院でも真似してやってみました!
処方は半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)です。
精神の緊張を解きほぐすことにより手先足先の血管を開く効果があります。
本当はかなり煮詰めなければいけないのですが、
温めた急須に生薬を入れて五分以上蒸らしただけで、果たして効果はあるのか!?
と思いきや、
結構良いです。
煮詰めたものよりも紫蘇の香りが際立って、かえって飲みやすいものになりました。
効果もてきめんでした。職員皆指先まで温まりました。
(2012年11月20日 火曜日)